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頬にあたる風の冷たさに冬の訪れを感じる今日この頃。寒い冬を共にする2025FWのBasicsをご用意しました。
皆様の時間に暖かく寄り添えたらと思っております。
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Wool I-Line Dress
細番手のオーストラリア産メリノ種の梳毛糸 Super120's を起毛させたウールサキソニーのシャツドレス。ウールらしい上品な艶と、しなやかでぬめり感のあるしっとりした手触り。軽やかで着心地がよく、あたたかい素材です。糸染めから仕上げまで、すべての工程を愛知県一宮市で行っています。首元を優しく包み込む曲線の立ち襟と首元のスリット、フロントのくるみボタンや手の甲を包む大きなカフスがアクセントになっています。すとんと落ちたIラインに、大胆に両サイドに入ったスリット。肌寒い日にはポケットに手を入れて、軽やかなステップを。
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Wool I-Line Skirt
スカートのフロントは何も邪魔されることないシンプルなデザイン。細めのウエストベルトから立体的に入るダーツ、サイドの曲線のポケット口が腰骨に寄り添い、ヒップ周りを立体的に見せます。何よりも後ろはゴム仕様で窮屈さを感じさせないのがポイント。ゴムスカートは着ぶくれしやすいですが、美しいIラインを出せるようにゴムで適度なゆとりを持たせ、左にはファスナーがついています。その上に2個、仲良く並んだくるみボタン。後ろ姿に入ったバックスリットが軽快な足捌きを叶えます。
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Cashmere Fur Knitted Top
カシミヤを起毛させてつくったプルオーバーはとにかく暖かい。ファーの様に艶やかな毛先は華やかに、空気をたっぷり含むので、まるで暖かな空気そのものを纏っているようです。カシミヤの中でも、繊維長の長さとバルキー性に富んだ原毛を選りすぐって紡績し、福島県で丁寧に成型編みをしたのち、富山県で通常とは異なる特殊な染色起毛を行っています。地下から汲み上げた立山山麓の伏流水を染色加工に適した超軟水に整え、温度やPh値を丁寧にコントロールしながらダメージを極力与えずに毛吹かせます。そうすることで素材の良さを最大限に活かした、繊細でなめらかな風合いに仕上げています。
シルエットはゆったりしたアームホールから、手首に向かって細くなっていくパターン。重く見えがちなボリュームニットを華奢に着こなせます。ヘムはバックに向かってなだらかにカーブし、前後差のある着丈にすることで、様々なボトムとも合わせやすい、まさにベーシックな1着です。
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Cashmere Fur Knitted Cardigan
プルオーバーと同じ素材によるコンパクトな丈感のカーディガンは、ハイウエストのボトムやドレスとも相性が良い。襟と袖のカーブが特徴で、ゆったりとしたアームホールから華奢な袖口へと続きます。比翼仕立てのフロント仕様は、ボタンの開け閉めで様々なスタイルが叶います。ファーカシミヤの華やかさと暖かさを1着で表現。室内で屋外でも、冬の主役になってくれます。
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Wool Short Length Coat
ベースボールジャケットをマメらしい解釈でクラシカルに再構築した1着。立体的なフォルムが特徴でカジュアルにも、センシュアルにも着用できます。生地にはオーストラリア産メリノ種の紡毛糸 Super160's 原料を使用した、シャルムビーバー仕上げのウールコート地を選びました。細い繊維を持つ上質な羊毛を使用しており、そのなめらかさはカシミヤに匹敵するほどです。時間をかけて丁寧に縮絨、起毛をすることで、素材本来のしっとりとした風合いと上品な光沢感を引き出しました。紡績から仕上げまで、すべての生産を愛知県一宮市で行っています。
首を立体的に魅せる襟もとのダーツ。ボリュームのある袖と袖口に向かってシェイプされたシルエット。裾にはいったタックが背中に豊かなボリュームをもたせます。フロントは隠しドットボタンで開閉しやすさも担保しつつ、決してカジュアルになり過ぎません。ポケット口にはファスナーがついており、片方の手袋をうっかり落とすという心配もありません。
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Wool Middle Length Collarless Coat
マメらしい曲線の襟元が優しく寄り添う冬のボックスシルエットのミドル丈のコート。
ノーカラーながら首に沿うように少し立ち上がったパターンが首元を華奢に演出、中にタートルネックを合わせても、ノーカラーを着ても綺麗に決まります。深めのアームホールから続くボリュームのある袖は、緩やかに袖口に向かって細くなるシルエットで、重たさを感じません。コートの丈は長いか短いかのどちらかが好みでしたが、このコートを着てみたらすっかりミドル丈の虜です。自転車の時も、車を運転するの時もちょうど良く、毎朝ついこればかりに手が伸びてしまいます。
これから本格的な寒さがやってまいります。このBasicsが、皆様を暖かく包む1着となりますように。
